2011年12月30日金曜日

入国審査

ちょっと時期がずれてしまいますが、今年夫の実家に帰省したときのことを少しずつ書きます。

恋愛期間を含めると、アメリカには何度も行っているのですが、今回の帰省であらためて、
「結婚してから、アメリカの入国が楽になったなー」と感じました。
※あくまで、気分的にですが。

遠距離恋愛をしているとき、一番憂鬱だったのが、アメリカに行くときの入国審査でした。

私の夫は、とくに観光地ではない土地に住んでいました。なので、私が夫を訪ねてアメリカに行くとき、入国審査で目的地を確認されると必ず、
「こんな(何もない)ところに、一人で何をしに行くのか」
と聞かれるのです。

一、二週間の観光だからビザ免除で入国するわけで、入国管理官が心配するようなやましいことはひとつもないのですが、アメリカの入国審査についてネットで調べると、出るわ出るわ。「恋人に会いに来たと言ったら、別室送りになった」とか、ひどいのになると、「そのまま強制帰国になった」とか、等々。

結局最後は人の判断なので、「コイツは何か怪しい」と思われたら、事実はどうあっても終わりだよなー、なんて考えると、入国審査はいつも戦いを挑むような気持ちでした。

幸い、私はその土地に短期間住んでいたので、
「以前留学していた土地で、また遊びに来た」
ということを話すと、深く追求されることなく入国できたのですが、「何か困ることを聞かれたらどうしよう」というドキドキは、いつもありました。

さて、結婚後。

今回が2回目の帰省になりますが、入国審査は一瞬です。結婚してからは、入国審査の窓口に家族一組で一緒に行けるので、私への質問は、「いつまでいるの?」「はい、指紋」だけ。逆に夫の方が、「日本で何をしているのか」などの質問をされていました。

ただ、いつも悩むのが、並ぶ窓口。夫はアメリカ国籍、私は訪問者(ビザ無し)なので、どちらの列に並んでも、相手方が違う窓口に並ぶことになるからです。

一回目の帰省時は、訪問者側に並んだため、今回も訪問者側に並んだ私達。しかし、明らかに訪問者の方が多いのに、対応する管理官がアメリカ国籍側より一人少ない。もちろん、訪問者側のほうが各人の時間も長いため、列が全く進みません。乗り継ぎの飛行機の時間も迫っているのに・・・。

そこで、係りの方に「アメリカ国籍側に二人で並んでも良い?」と聞くと、「片方がアメリカ国籍ならOKです」とのこと。さっそく反対側の列に並んで、事なきを得ました。

結局、私達のような組み合わせの場合、どちらに並んでも良いようです。

帰省話といいながら、特に面白みのない話になってしまいましたが、疑問に思っていたことが解決したので、ご参考に。。。
※あくまで個人の経験ですので、その点はご了承ください。