2011年10月29日土曜日

ボンゴレ

我が家の晩ご飯担当は夫なのですが、たまに超手抜き料理が登場します。
それは、パスタ&市販のソース。麺をゆでて、市販のソースを温めるだけです。

夫は、瓶詰めのトマトソースをかけて食べますが、私はそのトマトソースがあまり好きではありません。なので、夫が「ソース何がいい?」とメールをしてきました。
私は、「クリームで、きのこが入ったやつ。メーカーは忘れました。」と返答。

そして、スーパーから夫のメール返信。

件名:is that it?




















うーーん、おしい・・・くない!
きのこでもないし、クリームでもない。まったくかすってない!!

ボンゴレ・・・clam sauce pasta; vongole
「ボンゴレ」は読めたけど、英語ではあまりメジャーな単語ではなかった模様。

2011年10月27日木曜日

仕事が決まらない!(ハローワーク編)

最近めっきり触れることが少なくなりましたが、まだまだ続いています、夫の就職活動(悲)。
今回は、おなじみのハローワーク。愚痴も入りますが、あくまで個人ブログなのでご容赦ください。

ハローワークで尽力してくださる職員の方には申し訳ないのですが、ハローワークでは仕事が決まらない!これが概ね夫の経験です。近くに外国人専用のハローワークがあり、夫はそこへ通っていました。しかし、実際の就職につながるような経験はほぼナシに等しいです。

まず、書類を出した企業からの返答率が半分よりかなり下。

ハローワークで紹介してもらった企業への応募は、紙の履歴書を郵便で送るように指定される場合がほとんどで、かなり手間がかかります。履歴書を印刷して、写真を貼って、郵便局へ行って・・・もろもろですね。

就職活動をしていれば当たり前だ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、他の就職活動では、一回目の応募はほとんどオンラインです。また最低限、「応募を受け付けた」「今回は残念です」の連絡は(e-mailですが)あります。

ハローワークでは、一度行くと5、6件の就職先を紹介してくれますが、すべての書類を準備して、応募して、返答率が5割に満たないと言うのは(何度やっても結果が同じ)、やる気の下がるものです。

夫の能力が足りないからだ、と言ってしまえばそうです。しかしそれ以前に、紹介されている仕事が外国人向きでない(日本人前提)、という理由もあると思います。

夫は、アメリカで専門職に就いていたので、紹介してもらうのも専門職で、英語を使う仕事がほとんどです。しかし、募集要項をよく読んでみると、「TOEIC800点以上」とか、「英語日常会話以上」とか、どう読んでも日本人を前提にした記述のみ。
ハローワークでは、応募する前に「これから○○さんが応募しますけど、良いですか」みたいなことを事前に確認してくれるのですが、電話口では企業はOKというのです。しかし、案の定、応募後の音沙汰はないのです。

夫だけでは埒が明かないので、一度一緒に行ったことがあるのですが、そのときに、「事前にデータベースで申し込みたい仕事を探してくるといいですよ」とアドバイスをしていただきました。早速、家に帰ってデータベースをチェック。そこでわかったのは、いくら外国人専用のハローワークとは言っても、データベースは他のハローワークと共通。あの場所は、外国人向けにオペレーションをしてくれるだけで、紹介する仕事はあくまで「日本人を前提」にしたものが多くなってしまうのだなーということです。

第二に、応募する前から断られるケースも多々あるということです。

先に述べたように、仕事のほとんどは日本人を前提としたもの。紹介を受けようと、ハローワークから応募の可否の連絡をしたとき、「外国人はダメです」と(信じられないのですが!)言われることが結構あるようです。

ハローワークに通い初めてすぐ、「外国人」であることを理由に、応募することすら断られた夫は、怒り心頭でした。それを大っぴらに本人に言うのもどうなのよ、と思いますが、その後も応募を断られたのは一度や二度ではないようです。
就職活動で企業に拒否されたことにいちいち傷ついていたら、前に進めません。でも、自分でどうにもならないことを理由に、応募すらできないなんて、やる気が下がる以上に、自尊心が傷つけられます。

実際は、「外国人だから」ではなくて、「日本語が流暢ではないから」が理由(それを詳細に説明しないで、外国人はダメと言っている)と信じたいですが、こういうことがあって、夫は、ハローワークへすすんで行こうという気が起きなくなってしまいました。

他にも、いつ行っても待ち時間がバカみたいに長い、とか、色々理由はあるのですが、結果的に、ここで仕事を見つけようとするのは最も非効率な方法だ、という結論に至りました。
残念ながら、ワガママを言える立場ではないので、今でもたまーに行っては紹介を受けていますが、私がお尻をたたいて渋々向かう、という感じです。

ハローワークで仕事を探せれば、それが一番いい気がするのですが(何しろ数は多いし)。やっぱり、夫の活用の仕方が良くないのでしょうか。。。疑問です。

※仕事が決まらないシリーズは、こちらにまとめています。

2011年10月22日土曜日

だらだらhanging out

前回、アメリカに帰省する話を書きました。夫の実家へ行くのは嫌ではないと言いましたが、ちょっと憂鬱なことがあります。それは、夫の友人たちの集まりへ行くこと。

夫とその友人たちの集まりって、本当にただ目的もなく、「何する~?」が100回くらい登場する、だらだらーっとしたhanging outなんです。

例えば、ある一日。
夫の友人の家へ。そこで、一通り新しいゲームやなんやを楽しむ。

それに飽きると、「他に遊べる人いないかなー」って、別の友達に電話。
「今ちょうど○○と家で遊んでたから、おいでよ」ということで、みんなで別の友達の家へ。

買ってきたビール等を飲む。そのうち飽きてくる。
「なんかやることないかなー」「そういえば△△でイベントやってるみたいだよ」

ということで、近くのバーへ。

大してイベントが面白くないため、一部はそこで、「もう帰るわ」。
残りは「じゃあ、何しようか」で、最後は結局もとの友達の家に戻り、だらだら。。。

とにかくノープランで、気がつけば一日が終わっているという感じなのです。

私の仲の良い友達であれば、これでも気にならないのかなーとは思うものの、私は、目的もなくだらだらするのって苦手なのです・・・。
お友達の家に行くなら、それが目的だし、お家に行って何をしようとか、お昼や晩ご飯はどうしようとか、ある程度事前に話して計画します。メンバーも事前に大体決まっている感じ。

ですので、次に何をするのか良くわからない状態で(提案しようにも、夫の地元のことなんて大して知らないし)、行き当たりばったりで一日が終わるなんて、とってもストレス!
でもアメリカでは、自分の友達ともこんな感じだったかもしれません。もしかして、メンバーをきっちりFIXして、予定を決めて一日を過ごすって、とても日本的?

先日、日本で夫の友達と出かけることがあり、そのときは半分以上が外国人だったのですが、全員そろったのは待ち合わせ時間の1時間半後。ランチを食べる場所を求めて(意見が多すぎて決まらない)さまようなど、なんとも行き当たりばったりな会でした。
でも、そのとき、「なんだか懐かしい、この感じ」と、記憶がよみがえりました!

久しぶりの帰省なので、夫の好きなようにして、どこでもついて行こうと覚悟を決めている私ですが、前回の反省を踏まえて、「ここに行く、とか、これをする、とちゃんと決めて、日本的に(?)hangoutする日もちゃんと作ること」を約束しました。

私も下調べしておこうっと。。何もない田舎だとしても、ね。

2011年10月17日月曜日

モデルデビュー

就職活動中の夫は、時々単発で、変な(?)アルバイトを頼まれたりします。アメリカ人(もしくは英語が第一言語の人)が必要だ、、みたいなアルバイトです。

今までは、英語のマニュアルを見て実際使ってみる、とか、不自然な英語を修正する、とか、そういうアルバイトだったのですが、この前「モデルやらない?」とのお声が!

自慢ではないですが、私の夫はとてもモデルになるような容姿ではありません。
夫がアメリカ人だ、と人に話すと、「いいなー」と言われることがあるのですが、たぶん相手の頭の中の「王子さま的欧米人」とは全く異なるタイプです。いや、愛嬌はありますけどね。

というわけで、話はもらったものの、私は「夫がモデルなんてさー」と軽く聞き流し、一方で夫は、「でも写真を送ってくれ、と言われたから送るよ」とその気。
ところが驚いたことに、写真を送った先から「じゃあ明日よろしく」との連絡が来たのです。私もこれにはびっくりしてしまって、でも写真を見ていいって言ってるんだからいいのかー、明日来て欲しいって事はたいぶ切羽詰ってるんだろうなー・・・と、なんとなく納得しました。

そして迎えた当日。
なぜか前日にシャワーを済ませ(いつもは朝シャワー派)、当日の朝もシャワーを浴びようとする夫。
「昨日シャワー入ってたじゃん。」と言うと、「いや、髪の毛がクレイジーだから、濡らさないと直らない!」・・・あなた、いっつも髪型なんて超適当ですやん!と笑う私。でも、そうだよなー、夫にとってはBig Dayだもんねー。
ということで、私も、どんな撮影なのか、楽しみにしながら仕事に行きました。

で、結果、何のモデルだったかと言いますと、新作の医療器具の業務用コマーシャルで、
「どんなに大きな人でも入れるMRI(的なもの?)」
の宣伝でした!!

夫はもちろん患者役。そりゃあアメリカ人が必要だったわけだ(夫はそこまで太ってはいないのですが)。ちなみに、お医者様役の人は本物のモデルさんだったようです。

詳細のメールを仕事中に受け取った私は、笑いをこらえるのに必死でした。普通のエキストラならともかく、「どんなに大きな人でも○○」のモデルなんて・・・。でも夫の方は超ポジティブで、「楽しかったー」とご満悦でした。

業務用ということで、自分たちの目に触れることはなさそうですが、どんなコマーシャルになっているのか、すごく気になります。

2011年10月16日日曜日

帰省する

今年の冬は、夫の実家に帰省しようと思っています。
私は、一年に一度、一週間の休暇を取ることにしているので、今回はその休暇を使って。

国際結婚されている方は皆さんそうかと思うのですが、「休暇は相手の実家への帰省」になりがちじゃありませんか?仕事をしていると、そう何度もお休みできないですし。
付き合っていた頃は、相手の国へ行っても、二人で色々国内旅行をして楽しんでいたのですが、結婚した後は、相手の家族や友達と会うことが優先で、どうしても実家に張り付き・・・。

もちろん、夫の実家に行くのが嫌なわけではないのですが、やっぱり気を遣うし、一年に一回しか休めないと思うと、これからそれが全部夫の帰省になるのは嫌だー!

というわけで、私たちの中では、2年サイクルで一回は二人で旅行、もう一回は夫の実家へ帰省という風に大まかなルールを決めました。
(自分がアメリカに住んでいる側だったら、当然飲まないルールなのですが。。。まあ、夫が納得しているからいっかー、と。)

ただ、このルール、すでに守られてないのです。

私たち、結婚して3年目ですので、
1年目は夫の実家へ、2年目は海外旅行へ、そして3年目の今年はまた夫の実家へ・・・
のはずなのですが、2年目がなかったのです。
これはある意味不可抗力だったのですが、2年目の旅行は、ちょうど今年の3月に予定していて、地震の影響で行けなくなりました。

ですので、私はかれこれ丸二年、旅行らしい旅行をしていないのです。
しかも2年前のそれは、夫の実家への帰省。。。
海外旅行は私の趣味のひとつでもあり、独身時代は大小合わせて年に二回は行っていたので(そのうち一回はアメリカなのですが)、もう、、、これはストレス溜まります。
今回も、私は本当はどこか違う国へ旅行に行きたい。しかし、夫も丸二年帰っていないので、ホームシックも限界。
ということで、今年はおとなしくアメリカへ行きます。

ようやく休みの日程を調整して、チケットを探し始めたのですが、ここでまたびっくり。
チケットが高いー!と思ったら、燃油サーチャージが5万円台。。。
一番安いチケットだと、一人5万円台からあるのですが(もちろんこれらはもう売り切れ)、それに5万円の燃油代がかかり、結局10万円台という・・・。なんだか騙されたような感じですね。
しばらく待ってみたものの、これ以上安くはならなそうなので、そろそろ覚悟を決めて買うしかなさそうです。チケットって、どれくらい前から買えばよかったのかなー。今回はかなり出遅れた感ありです。

それにしても、燃油サーチャージ、2年前はもう少し安かったような気がするのですが、これからも上がり続けるのでしょうか。帰省も楽ではないですね。