2011年11月27日日曜日

日本でアメリカの食材を買う

夫と結婚したとき、夫の母が手作りのレシピブックをくれました。夫の婿入り(?)道具です。

義母は料理が上手なので、いわゆる「おふくろの味」レシピがたくさん。
さらに義母は、趣味でスクラップブッキングをしているので、一ページ一ページ手の込んだ、愛情たっぷりのレシピ本です。
見ているだけで楽しくなります☆☆

さて、私達は、たまにそこから料理やお菓子を作るのですが、使う食材はもちろんアメリカのもの。近所のスーパーでは見かけない材料を使っている場合もあります。

一人暮らしのときは、全く縁のなかった外国食材。もちろんどこに何が売っているのかなんて知りません。ですので、夫と結婚してからは、ずっとインターナショナルスーパーで有名な明○屋に行っていました。でも、、、ちょっと値段が高いんですよね。あるときなんて、チリを作るだけで、材料費が○千円。。。手間を考えると、外食した方が安いのでは、という値段でした。

というわけで、お義母さんの料理を作るときは、気合いとお金のあるとき(苦笑)、という感じになってしまっていたのですが・・・最近いいお店を見つけました!

その名も、「KALDI COFFEE FARM」!!

・・・普通に有名なお店ですか?私は、恥ずかしながら知りませんでした。
以前、夫と遠出したときに、たまたま見つけたのですが、外国の食材が安く売っていたので、「いいねー。だけど、ちょっと遠いから頻繁に来られないし、残念だよね。。。」なんて話していました。

ところがある日夫が、「そう言えば、(バイトをしている)学校の近くに、同じスーパーあったよ。」と言ってきたのです。「えー、チェーン店だったんだ!」とインターネットで検索してみると、うん、確かにチェーン店だね。しかもかなり全国規模の。知らなかったの、私達だけだったんだー。。。

こうして、地元から3駅先にKALDIを発見して、一件落着したのでした。

今週末は遅めのThanksgivingディナーで、パンプキンパイを作ろうと思い、早速KALDIで食材調達。日本のスーパーではあまり見かけない「パンプキン缶」を手に入れることができて、満足でした。ついでにレンジでチンするポップコーンまで買ってしまいました。。。

別にこのお店の回し者ではないのですが、割と良心的な値段で外国食材が手に入るので、おススメですよ。※生鮮食料品はないですが。

2011年11月23日水曜日

ハゲ日記(2)

だれも楽しみにしていないと思いますが、ハゲ日記。

8月に美容院にて突然のハゲ発覚。その後、皮膚科で円形脱毛と診断されました(前回の話はここ)。できたときはショックだったものの、全く見えない場所にひっそりと生息しているし、自然に治るようだし、考えすぎないようにして、楽しく過ごしてきました。

しかし先月、「とにかくこれ以上増えないでね」という私の願いむなしく・・・新たにもうひとつ、できました。そして今度は、おでこの真上=隠せない場所に!!

最初のハゲができてからというもの、美容院に行きにくいなーと思っていた私(まあ、見つけてくれたのは美容師さんなのですが)。私はカラーリングをしているので、2,3ヶ月に一回美容院に通っています。そろそろだなーと思いつつも、やっぱりハゲが気になって、躊躇していました。そんなとき、おでこの上部、分け目ど真ん中に大豆大の(小さい)ハゲを発見!

慌てて横分けに変更するも、もともと真ん中分けの髪型なので、無理やり隠している感じがして、とても違和感がありました(たぶん自分だけなんですけど)。こうなったら、躊躇なんてしている場合じゃない!早く美容院に行って、自然な髪型にしてもらわなきゃ!

ということで、美容院に行ってきました。

事情を説明し、分け目も変更してもらって、自然な髪型に落ち着きました。やっぱりプロは違う!というか美容院こそが、私にとって癒しの場所になってきた。。。皮膚科に行くより、よっぽど気持ちが落ち着きました。

実は、おでこ上部のハゲは大きくなったら隠し切れない、と思い、前髪のウィッグも買ってみました。最近は、オシャレウィッグがいっぱいあるので、たくさんの選択肢の中から安く手に入ります。「ありがとうギャル文化!」って感じです。とは言え、休日に、ウィッグ(って言っても、所詮はハゲを隠すためのヅラ)を探しまくる自分は、ふと我に返るとちょっと悲しくなりましたが。。。

ただ、ストレスと思われる状況は好転してきていて(たぶん自分の仕事と、夫の就職まわりのダブルパンチだったのかなーと思われます、今から考えると。)、ハゲが大きくなる様子はありません。なので、ウィッグの出番もなさそうです。良かった・・・。治るのにはもともと半年から一年と言われているので、もう少し気長に付き合っていこうと思います。

まあ、なぜこんなブログを今日書いたかというと、今朝「もっとでっかいハゲができて、やばいーーー!!!!」という悪夢を見たから。早く抜け毛の恐怖から解放されたいです。。。

2011年11月19日土曜日

フードをかぶる男

私が昔住んでいたのは、冬はかなり寒くなる州でした。そこで初めて迎えた冬、「(洋服の)フードはかぶるためにあるのだ!」ということを知りました。寒くなると、耳が痛く、帽子が必須になるのですが、いつも帽子を持っているわけではありません。そこで、スウェットのフードや、コートについているフードなど、帽子になるものは全部かぶります。もちろん、紐もぎゅーっと締めて。

私は、フードはオシャレのためについている、と思っていたので、最初は男女ともフードをかぶっているのに、とてもびっくりしました。でも自分もやってみると、とても暖かいし便利。違和感はすぐになくなりました。

さて、同じ州から日本にやってきた私の夫。もちろん、パーカーのフードは、かぶるためにある、と考えています。そして、秋口からパーカーのフードをかぶりだします。もちろん、紐は締めて。

あるとき、傘を忘れて夫に駅まで迎えに来てもらったのですが、そこには、グレーのスウェットのパーカーをすっぽりかぶってただずんでいる、デカイ外人が一人。「どう見ても怖い・・・。」

「なんかその見た目怖いから、フードはかぶらないほうがいいよ。」とアドバイスするも、
「なんでー。寒いのに。」と納得のいかない夫。
「日本では、フードかぶってるのは変質者なの!」・・・って事もないのですが、とにかくあんまり普通ではなく、それゆえに女性は怖いと感じてしまう、ということを伝えました。

しかし、そんな私のアドバイスは無視して、フードをかぶり続けていた夫。
この前、夜、家に向かって歩いていると、前を歩いていた女性に・・・逃げられちゃったそうです。あからさまに。

「ほらー、言わんこっちゃない。」という私に、やっぱり納得のいかない夫でしたが、、、、
確かに、良く考えると、なんでフードかぶってたら怖く見えるんだろう。。。
アメリカみたいに、みんながかぶってたらそうでもないのでしょうか。

2011年11月17日木曜日

クリスマスの憂鬱

クリスマスが近づくと(と言ってもまだ一ヶ月以上先ですが)やって来るこの憂鬱・・・。そう、夫の家族へのクリスマスプレゼント準備です。

家族によって色々ルールはあるのでしょうが、夫の家族の場合、クリスマスのプレゼントは絶対不可欠。特に夫のお母さんにとって、プレゼントを渡すのは、とても大事なクリスマスイベントのひとつです。

で、何が憂鬱かって、用意するそのプレゼントの数。
夫の家族、クリスマスに集まる数が半端ないんです。

まず、夫の家族は、だいたい近くの町に住んでいて、クリスマスは大集合。
さらに人数が多い理由は、夫の両親が離婚・再婚しているため、義理家族が単純に二倍。
さらにさらに増殖している理由は、夫の弟がいわゆる里親をしていて、毎年毎年子供達がたーくさん。学校か!という勢いなのです。

夫は、一応自分の兄弟(大人)とはプレゼントを買わないということで協定を結んでいるのですが、兄弟を抜いても、大人は6人。
・お母さん、お父さん(再婚相手)
・お父さん、パートナー
・おばあちゃん × 2人
そして、子供達には必ずプレゼントを、、、となると、プラス20人弱!!

そして数もさることながら、頭を悩ませるのが、プレゼントのチョイス。
ここでは、夫はまーったく役に立ちません。「何がいいかな?」と聞いても、「何か日本的なものがいいんじゃない」と。日本的なものって・・・、私が夫の実家を訪れるたび(&その他イベントのたび)にお土産にしていて、もうネタも尽きましたヨ!!

それでも、大人たちには知恵を絞って何か買うのですが、もっと頭を悩ませるのが、子供達へのプレゼント。

よみがえる昔の記憶。。。「○○おじちゃんは、私のほしいもの全然わかってない。」なんて、心の中で呟いていた小さい頃の(ひどい)私。そう、大して付き合いのない親戚なんて、所詮子供の本当にほしいものなんてわかりっこないのです。

それでも必死で家族に事前リサーチをし、何とか希望に沿うものを探そうとするも、アメリカと日本って、おもちゃ文化が違う。

去年は確か、ハムスターのロボットみたいなのが人気だ、と言われました。で、私はてっきり「ハム太郎」だと思って、「それなら日本発祥じゃない」と意気揚々としたのもつかの間、メールで送られてきたのは、ハム太郎とは似ても似つかない、リアルなハムスター人形(全然かわいくない!アメリカの人形って、なぜあんなにリアルなんでしょう。。)。もちろん、こちらのおもちゃ屋さんには並んでもいませんでした。
結局買ったのは、トランスフォーマーのプラモデル(?)。でもこれ、アメリカでもっと安く買えるよね。。(しかも買った後よく見たら、逆輸入版だった。。)

何度かこんなクリスマスをやって、改めて、日本のお年玉文化はすばらしいと思いました。

こんなにプレゼントを買う人数が多いと、一人ひとりにたくさんの予算はかけられません。心の中で、「こんな安物いらないだろうなー」とか「きっと2、3日で飽きちゃうんだろうなー」とか思いながら物を買うのは、「THE消費文化」という感じで、かなり心苦しいのです。

その点お年玉なら、たとえ小額でも、自分が本当にほしいものを買う時の足しにしてもらえます。お小遣いを貯めて自分で買ったものなら、きっと大事にもするでしょう。そうすれば、あげる側も本望ってものです。

でも、アメリカで現金を渡そうものなら、きっとどん引きされてしまうので、今年も憂鬱なクリスマスショッピングに出向くことになりそうです。

ツリーの下にプレゼントを並べる、あの感じは大好きなんですけどね。なんだかなぁ。。。

※ちなみに、去年はダンボールいっぱいのプレゼントを郵送しました。

2011年11月12日土曜日

仕事が決まらない・・・ちょっと好転

夫のアルバイトが決まりましたー!
今まで、ちょこちょこ派遣の仕事はしていたものの、いつも単発。
今回は初めての定期的なお仕事なので、アルバイトですが・・・とても嬉しいです。

仕事の内容は英語の先生。英語の先生なら、なぜ今まで決まらなかったのだろう、と不思議なんですが、決まらなかったのです。他の職種に比べると、先生の求人はいつも山ほどある(ように見える)し、それに応募もしていたのですが、なかなか機会に恵まれませんでした。

今回、同時に2つのアルバイトが決まったのですが、実はどちらも夫が応募した仕事ではありません。二つとも、知り合いを介して紹介していただいた仕事です。あれだけ色々応募してもなかなか実を結ばず、結局最後はコネクション。人とのつながりって大切ですね。本当に、ありがたいです。

夫は先生を今までやったことがないのですが、もともと人当たりが良く社交的なので、仕事は性に合っているようです。生徒さんは、小さな子供と社会人なのですが、特に小さな子供達と戯れていると毎日いろいろな発見があるようで。

「日本の子供は、すごくボディタッチが多いんだよ。足とかにまとわりついてキャッキャ言うからびっくりする。」とか、(夫いわく、アメリカでは小さな子供と言えど、先生にタッチすることはあまりないそうです。)
「手に負えない子供の親は、やっぱり子供を全然しからないんだよね。僕はああいう親にはなりたくないね。」なんて生意気発言も。(まあ、言うのは簡単だよね・・・。)

そういうわけで、楽しくやっているようです。

さて、こうなったらちょっと気が早いけど、私達も次のステップを考えたい。
そう、二人で貯金できるようになったらやりたかったのが、結婚式。(そこらへんの思いは、ここにちょっとだけ書いてます。)
本当は夫が本職を得てから、と思っていましたが、これから先もっと考えなければいけないことがあるし、くだらないプライドで先延ばしにはしたくない!

で、この前、その話を夫としていたところ、
「そうだねー。僕のお給料は、一ヶ月だと○○円くらいかな。」
※○○円 → 一般的な会社員の平均収入より多い額。もちろん私の収入よりも上。

あんたー、そんなわけないやろ!!!一般常識(&算数能力)なさすぎ。

先が思いやられますが、とにかく、小さな一歩です。

※仕事が決まらないシリーズは、こちらにまとめています。