2011年11月17日木曜日

クリスマスの憂鬱

クリスマスが近づくと(と言ってもまだ一ヶ月以上先ですが)やって来るこの憂鬱・・・。そう、夫の家族へのクリスマスプレゼント準備です。

家族によって色々ルールはあるのでしょうが、夫の家族の場合、クリスマスのプレゼントは絶対不可欠。特に夫のお母さんにとって、プレゼントを渡すのは、とても大事なクリスマスイベントのひとつです。

で、何が憂鬱かって、用意するそのプレゼントの数。
夫の家族、クリスマスに集まる数が半端ないんです。

まず、夫の家族は、だいたい近くの町に住んでいて、クリスマスは大集合。
さらに人数が多い理由は、夫の両親が離婚・再婚しているため、義理家族が単純に二倍。
さらにさらに増殖している理由は、夫の弟がいわゆる里親をしていて、毎年毎年子供達がたーくさん。学校か!という勢いなのです。

夫は、一応自分の兄弟(大人)とはプレゼントを買わないということで協定を結んでいるのですが、兄弟を抜いても、大人は6人。
・お母さん、お父さん(再婚相手)
・お父さん、パートナー
・おばあちゃん × 2人
そして、子供達には必ずプレゼントを、、、となると、プラス20人弱!!

そして数もさることながら、頭を悩ませるのが、プレゼントのチョイス。
ここでは、夫はまーったく役に立ちません。「何がいいかな?」と聞いても、「何か日本的なものがいいんじゃない」と。日本的なものって・・・、私が夫の実家を訪れるたび(&その他イベントのたび)にお土産にしていて、もうネタも尽きましたヨ!!

それでも、大人たちには知恵を絞って何か買うのですが、もっと頭を悩ませるのが、子供達へのプレゼント。

よみがえる昔の記憶。。。「○○おじちゃんは、私のほしいもの全然わかってない。」なんて、心の中で呟いていた小さい頃の(ひどい)私。そう、大して付き合いのない親戚なんて、所詮子供の本当にほしいものなんてわかりっこないのです。

それでも必死で家族に事前リサーチをし、何とか希望に沿うものを探そうとするも、アメリカと日本って、おもちゃ文化が違う。

去年は確か、ハムスターのロボットみたいなのが人気だ、と言われました。で、私はてっきり「ハム太郎」だと思って、「それなら日本発祥じゃない」と意気揚々としたのもつかの間、メールで送られてきたのは、ハム太郎とは似ても似つかない、リアルなハムスター人形(全然かわいくない!アメリカの人形って、なぜあんなにリアルなんでしょう。。)。もちろん、こちらのおもちゃ屋さんには並んでもいませんでした。
結局買ったのは、トランスフォーマーのプラモデル(?)。でもこれ、アメリカでもっと安く買えるよね。。(しかも買った後よく見たら、逆輸入版だった。。)

何度かこんなクリスマスをやって、改めて、日本のお年玉文化はすばらしいと思いました。

こんなにプレゼントを買う人数が多いと、一人ひとりにたくさんの予算はかけられません。心の中で、「こんな安物いらないだろうなー」とか「きっと2、3日で飽きちゃうんだろうなー」とか思いながら物を買うのは、「THE消費文化」という感じで、かなり心苦しいのです。

その点お年玉なら、たとえ小額でも、自分が本当にほしいものを買う時の足しにしてもらえます。お小遣いを貯めて自分で買ったものなら、きっと大事にもするでしょう。そうすれば、あげる側も本望ってものです。

でも、アメリカで現金を渡そうものなら、きっとどん引きされてしまうので、今年も憂鬱なクリスマスショッピングに出向くことになりそうです。

ツリーの下にプレゼントを並べる、あの感じは大好きなんですけどね。なんだかなぁ。。。

※ちなみに、去年はダンボールいっぱいのプレゼントを郵送しました。

4 件のコメント:

Alice さんのコメント...

すごーい!!大変そう!そしてちゃんとそれをやってあげるかいばしらさんが偉い!!

確かに、お年玉は素晴らしいです。とにかく忙しい師走には、手っ取り早い。が、なんとなくプレゼントよりも高い額をあげなければいけなかったりして金額は一切ごまかせないですが…。正直すぎ?笑

こんなステキなラッピングがされたプレゼントが海外から届くなんて、子供達はきっと大喜びでしょう。

かいばしら さんのコメント...

Aliceさん
日本では、無料でラッピングをしてくれるので、その点は楽です。お義母さんは、ラッピング技術にいたく感動していました。でも、みんなビリビリ破いて開けちゃうんですけどね。→アメリカで受けたカルチャーショックのベスト5。

実は、今年は里帰りするので(旅費のこともあるし)プレゼントはいらないと言われているのです。でも、、、あのプレゼントオープンの場面で、「私達からはないのよ」と言える勇気もなく、結局買ってしまいそうです。

確かに、現金だと金額がかなりリアルですね。でも、あれこれ考える手間を考えると、ちょっとくらい高くても現金にさせてー!と思ってしまいます。絶対無理ですけど。。

ポップコーン さんのコメント...

先日離れて暮らす夫の姪(15歳)が誕生日で夫は
・・・なんてゆうのかな、水晶に手をかざすとクラゲみたいなのが動き回ってまるで
「ハンドパワーです」
みたいなガラクタ・・・いえインテリア兼オモチャを購入しました
姑(彼女にとっては孫)は何をあげるのかなー?と聞くと
「バースデーカードとお金($20)よ」と。
孫のリクエストだそうです
自分のほしいものを選んで買えるしそこまで高額ではないから、ある意味楽ですよね

実は最初のコメント送信にてこずりました
今回はもう大丈夫そうです 笑

かいばしら さんのコメント...

ポップコーンさん

コメントありがとうございます。コメント送信の件、ごめんなさい!何度か他の方にもご指摘を頂いていて、自分自身も携帯からのコメント投稿ができなかった経験があります。PCからの方が確実かもしれません。いっそのこと引っ越してしまおうかしら、と思うこともあるのですが。。。

ほんと、アメリカのおもちゃ、「えー」っていうの、多いですよね?全く買いたくないものをリクエストされることもしばしばです。

じつは、この記事を書いた後、一部の子供へのプレゼントはトイザラスのギフトカードにしてみました。みんな最初は「ふーん」って感じでしたが、「後でトイザラスに行くー!」と盛り上がってもいたので、今年もそれを使ってみようかと思います。

お金!ってリクエストがあれば、私達も楽できるんですけどねー。