2012年7月8日日曜日

ドレス選び

結婚式の場所を決めてから一ヶ月ですが、そのほか、必要なことも順次決まってきました。結婚指輪、ウェディングドレス、飛行機のチケットとホテル(まだ旅程の半分だけですが)です。

今回は、ウェディングドレスの話。

私は今まで、人生の節目の特別な服装、というのにあまりこだわってきませんでした。成人式はスーツで出席しましたし、大学の卒業式も(日本では大体の女性が袴を着ますが)成人式の時に着たスーツを着用。着物を着たい気持ちはあったのですが、レンタル代と天秤にかけると、「別にいいや」という感じでした。

とういわけで、ウェディングドレスについても、「予算内で、あまりこだわらずに準備しよう」と考えていました。が、蓋を開けてみると、しっかり日本のウェディング産業に貢献する結果に。。。周りの皆が、「知らない間に費用が膨れ上がっていくよー」と言っていたのが、わかる気がしました。でも、結果的に好きなドレスが見つけられたので、満足しています。・・・って、最初からこんな感じだと、先が思いやられますが。

さて、好きなドレスと似合うドレスは違うよ、とは良く聞きますが、私の場合、嬉しい誤算がありました。

私は、背は日本女性の平均、顔は童顔、痩せ型で、その分お胸も・・・(自粛)、という体系です。なので、スレンダーな形のドレスは似合わないと思っていました。きっと、プリンセスラインのかわいい感じのドレスが合うんだろうなー、と。実際に試着しても、大人っぽいスレンダーラインはどうも貧相で残念な感じ。プリンセスラインの方がしっくりきます。

ただ、私の好みは体にフィットした大人っぽいドレス。特に、ウェディング関連でアメリカのサイトをよく見るようになってからは、ますますスレンダーラインへの憧れが膨らみました。

で、あきらめずにさらに試着、試着。

そこで気付いたのが、「私はスレンダーなドレスが似合わないのではなく、スレンダーかつシンプルなドレスが似合わない」ということ。ドレスの型はどうあれ、私はシンプルなデザインが好みで、あまり装飾のないドレスを選んでいました。でもふと、ちょっとやりすぎかなー、くらいのデザイン性のあるドレスを試着してみたところ・・・「スレンダーでもいける!」。完全にスレンダーはダメだと思っていましたが、さすがに30代に入って久しい大人です。いくら童顔でも、大人っぽいドレスを着こなす力は備わっていたようで、、、嬉しい。

最終的に、「シンプルなプリンセスラインのドレス」と「デザイン性の高いスレンダーなドレス」で迷っていたのですが、一緒に来てくれた友人の「あの濃い顔の旦那の横に並ぶのだから、このくらい主張してたほうがいいよ!」の一言で、スレンダードレスに決めました。夫の顔のくだりは笑ってしまうけど、確かにもっともな意見です。

というわけで、めでたくドレス選びは完了。まわったお店は3件。1件目のお店が自分の好みと合っていたので、ほとんどそこに決めていて、あまり多くまわる必要はありませんでした。

ちなみに、アメリカでは結婚式前に新郎が花嫁のドレスを見るのはBad Luckらしいのですが、私達は全く気にせず、二人でまわっていました(結婚して3年も経ってますしね)。でも、First Meetを大事にする習慣って、日本でも割と知られているのですかね?ウェディングドレスのお店で必ず、「新郎様にお見せしても大丈夫ですか」と聞かれました。私は夫と結婚するまでは、そんなこと全く知らなかったなー。

しかしながら、ドレスを決めるのに夫の意見は全くもって参考にならないことがわかったので(基本的に全部「いいね」と言ってくる)、最終決断は友人にお願いして、一緒に来てもらいました。やっぱり女性の意見の方が断然参考になります。結果、夫は最終的にどのドレスに決めたのかを知らないので、これはこれで良かったのかな。

ドレスはいろいろ悩んでも、楽しい悩みのうちのひとつですね。

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