ずいぶんご無沙汰しました。またしばらく結婚式準備の記事が続きますが、お付き合いください。
今日は、結婚指輪の話。
私達は、入籍時に指輪を買いませんでした。結婚式はすぐにできるだろうと考えていたので、「使用済みのものより、式で新しい指輪を交換したいね」ということで。結果、3年も指輪無しで過ごし、親戚家族に何度も、「あれ、なんで結婚指輪してないの?」と言われる始末。
ということで、私達にとって、結婚指輪は念願の代物でした。
結婚式同様、結婚指輪についても色々と妄想済みだった私は、「ここの指輪がいい」というのを決めていました。ジュエリーのデザインはもちろん、会社のコンセプトも共感できるもので、大事なものはここで買いたいと思っていました。
ちょうど、私の誕生日に夫がアクセサリーをプレゼントしてくれるというので、そのお店に行き(ちゃっかりプレゼントはそこのアクセサリーをゲット♪)、ついでに結婚指輪も見ました。結婚指輪について夫の好みを聞いたことがなかったし、どうかなーと思っていると、思いのほか夫も気に入った様子。あっさり、ここで買いましょう、となりました。
なのですが、いざデザインはどれ、となると難しいですね。
気に入ったものがあるにはあったのですが、一点どうしても気に入らない部分があって(夫と意見も一致)、「おしい」なー、という感じでした。
そこで、思い切ってオーダーメイドにすることにしました。ずっと使うものだから、納得できるデザインにしたいし、気に入った指輪の気に入らなかった一部分をちょっと直してもらって(そう言うとデザイナーさんに失礼なので、うまく婉曲して伝えて)・・・、なんて考えていたのです。
ところが、いざ打ち合わせに臨むと、甘かった。。。
さすが、オーダーメイドを扱っているお店だけあって、お客様のデザインに対する思い入れも大きいのでしょう。「二人の思い出」から、「指輪に込めたい想い」「二人の目指すもの」まで、色々と聞き出した上で、そこからインスピレーションを受けてデザインを作成する、というものでした。
客観的に聞くと、これぞオーダーメイドで、とてもステキですよね。しかし、私達のそもそもの動機が「これのここ、もうちょっと変えて欲しいなー」なんていう、不純なもの。そして、良くも悪くも物質的なものにこだわらない私達には、特別な場所も記念日もありません(付き合った日もはっきりしないし、プロポーズも適当・・・)。
では、二人の結婚の価値観、目指すものは?と聞かれて、その場で考える私達。「いやー、(夫が無職時代は)ケンカばっかりしていたので、これからは穏やかに平和に暮らしたいですねぇ。」なんて、切実だけど、夢も希望もない意見を述べる私。それに対して夫、込めたい想いはこれだ、と英単語を言ってきたので、どういう意味か辞書で調べてみると・・・
「endurance = 忍耐、我慢」
おいっ!!私とデザイナーさん、引きつり笑いですよ。結婚3年も経つと、こうなってしまうのか。。。とにかく、込めたい想いが「平穏」と「忍耐」だなんて悲しすぎるので、「・・・今まで聞いたお話から、イメージしてみますね。」と、デザイナーさんも苦肉の策。
結果、私達がいいなーと思っていた指輪のデザインを少しアレンジして、かつ自分達だけのデザインも加えた、最初に思い描いていたものになりました。デザイナーさんからすると、私達の思い入れ不足で腕の見せ所がなかったかもしれませんが、自分達としては満足の行く結果に。
しかし、「結婚に求めるお互いの価値観」。考えたことなかったなー、、、と、反省する一日でもありました。
長くなったので、(2)に続きます。
4 件のコメント:
楽しいお話ですね♪
endurance、かなり笑わせてもらいました!
私は、出会った日+お互いの名前、だけです。しかも結婚してからゆっくり探すつもりだったのに、なんとなくジュエリー屋を通りすがったら、気に入ったのがセール(笑)で売っていて即買い。5分ほどしか迷わずに直感で買ったんですが全く飽きないのは嬉しいことです。
かいばしらさんも気に入ったものが見つかってよかったですね。逆にenduranceを耐えたお2人だからこそ、これからの困難にも打ち勝てるように思います。
結婚式はいつごろですか。
Aliceさん
コメントありがとうございます。
忍耐は、確かに私達に合った言葉ではあったんですけどねぇ。わざわざ指輪にその念を込めたくなかったです。。。
Aliceさんの結婚指輪は確か素材が特殊だったような・・・(うろ覚えですみません!)。そんなラッキーな出会いだったのですね。私達も、お店はその一店しか見ていないので、即決と言えば即決です。打ち合わせも2時間くらいでしたし。
二人の思い出の日があるというのは、素敵ですね!私達は、結婚するまで記念日というのが本当に無くて(今も入籍日くらい)、指輪の刻印も困ったのですよ。これは、次回書きたいと思います。
結婚式は10月に予定しています。色々妄想するのは楽しかったのですが、そろそろ形にしていかないといけないので、頑張りどころです!
また来ました♪うちのマニアックな指輪の話を覚えていてくださっていて嬉しいです。
素材が特殊なのは夫のものだけなのです。私のは普通にプラチナで、夫のはタングステンという、とっても安いけどダイヤよりも硬い金属。バーベルを持ってもバーベルが削れて指輪は無傷というくらい硬いです。一方、私のプラチナは傷がついてきていますが。タングステンは女性がするには黒味が強すぎてかわいくないです。夫のは$250で2個作れました。硬すぎてサイズが変えられないので、念のために最初から同じデザインを2個所有です。
しかし、知名度のあるラグジュアリーブランドのものよりも高いなんて!!
準備、楽しんでください♪
Aliceさん
コメントありがとうございます。
そうだそうだ、タングステンでした!ダイヤより硬いってすごいですね。お値段も手ごろなら、もっと知られていても良さそうですが、あまり聞いたことがないのは、硬すぎて加工がしにくいからですかね。二つ買いって初めて聞きました!
私達も素材はプラチナです。くすまないとは聞いていたんですけど、やっぱり傷は付くんですね・・・残念。でも、毎日つけるので仕方ないし、それも味ですね。
指輪の値段は、完全に予算オーバー(&分不相応・・・)です!既製の指輪が予算より少し高いのは知っていたのですが、オーダーメイドで思ったより上乗せで。でもおかげで目が覚めました。式関連はちょっとずつ緊縮しています。
準備楽しみます~。
コメントを投稿