前回までのお話はこちら。
指輪のデザインが決まったあと、次に決めなければいけなかったのが、指輪の刻印。指輪の内側に掘るアレです。
例を見ると、「日付 A&B」みたいな感じ。なるほど。
ところが私達、指輪に掘りたい日付がないのです。入籍日か、結婚式を挙げる日を入れるのがいいのかもしれませんが、大切さのレベルというと同じなので、どちらかを取るというのも難しい。
そこで、「せっかくだから、二人で決めた言葉を入れよう」ということになりました。「好きな言葉 A&B」にしよう、というわけです。好きな言葉は、二人の座右の銘になるような言葉がいいね、ということで、図らずも、前回残念な結果に終わった「二人の価値観」について、話し合うことになったのです。
とは言え、指輪の文字数は限られているため、決めるのは難しかった。。。
まず、「ラテン語がいいんじゃない?」なんていう夫のアイデアで、過去の賢人の言葉をひたすら調べる羽目に。夫が出してくるのはひたすら「愛」についてのwisdom。前回の「忍耐」を反省したのかは知りませんが、「love conquers all(愛はすべてを征する)」とか、「love creates love(愛が愛を生み出す)」とか。うーん。。。夫のことはもちろん愛していますが、私には「愛がすべて、愛は万能」という信念はなく、こんな言葉を指輪に刻まれてもウソ臭いので、却下。
その後も、色々なquotesを探してみたのですが、どうも借り物感が否めず。結局、「文字数抜きにして、私達が二人の関係で大切にしたいと思っていることを言おう」となりました(と言っても、恥ずかしいのでなぜかメールで)。
結婚してから、夫が私に何を求めていて、私にとって夫がどうありたいか、なんて聞いたことがありませんでした。もちろん、私も伝えたことはありません。夫からメールをもらって、自分の考えと一致している部分がある事が嬉しかったし、そんな風に考えていてくれたんだなーということがわかって、ちょっと感動しました。
※ただ、夫のメールの文面が「私に○○であってほしい、○○ であってほしい 、○○ であってほしい ・・・そして自分も私にとってそういう存在でありたい」という順で書いてあったので、始めは、「要求だけかい!」と思ってびっくりしたのですが。ちょっと日本語的(?)な言い回しですよね。
こうして、二人の考えから思い浮かべられた単語を、指輪の刻印にしました。指輪のデザインのときは、二人の大切にしているものがあいまいでしたし、その場で答えられなかった(「忍耐」も「平穏」も大切なのですが)ことが少し残念でもありました。でも結果的に、後でこうして話ができたので良かったです。
しかし、「これで指輪はばっちり心のこもった大切なものができるね!」と喜んだのもつかの間・・・見積書を見て、目ん玉が飛び出るというオチが待っていました!!!知名度のあるラグジュアリーブランドの結婚指輪より高かった・・・(悲)。計画性のない夫婦、どんどん結婚産業の深みにはまっていきます。
2 件のコメント:
お久しぶりです!結婚式されるんですね、おめでとうございます!準備って面倒だったり大変なことも多いですが、楽しみやドキドキもたくさんありますよね。素敵な結婚式になりますように(^ ^)
Harpsealさん
お久しぶりです!コメントありがとうございます。
そうなんですよー、結婚式するとなったら、あれよあれよという間に決めてしまって、たぶん一週間くらいで場所と日付を決めました。準備、確かに大変ですねー。まだ大して何もしていないのに、色々妄想(ああしたい、こうしたい)し疲れました。。。
でも、すごく楽しみです☆
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