2014年5月19日月曜日

娘の米国籍取得その1(書類準備編)

先日、娘の出生の手続き(アメリカ国籍関連)をするためにアメリカ大使館へ行ってきました。

この手続き、赤ちゃんだろうが何だろうが、本人と両親で出向かなければならないようで。里帰りからの帰宅以来の、電車でのお出かけとなりました。

準備にあたって他の方のブログが参考になったので、私も少し経験談を書こうと思います。ただ、基本的には、アメリカ大使館の出生届のページにすべて書いてあるので、それに従って準備をすれば問題ないかと思います。

まず、手続きにあたって最初に思ったのが、出生届っていつまでに出せばいいの?ということ。

日本の出生届は二週間以内と決められていますが、まさかアメリカ大使館への手続きも同じってことはないよね、、、と恐る恐る調べてみると、どこにも期限の文言は見つからず。結局、「期限はないらしい」というネット上の情報を(自己責任で)信じて、里帰りから戻った後の手続きとすることにしました。とは言え、家庭の事情でいつアメリカに行くかもわからないため、あまり先延ばしにもできず、私たちが手続きをしたのは、娘が満3ヶ月のときでした。

さて、申請書類の準備。詳細は上記のHPから、出生届のチェックリストのページを参照してださい。

ほとんど夫に任せたので、私が準備したのは、下記二つ。
・「出生の証明」として、娘のことが記載された戸籍謄本とその英訳
・「両親の結婚の証明」として、婚姻届受理証明書とその英訳

私たちは日本で結婚したので、結婚の証明は婚姻届受理証明書です。これは、婚姻届を提出した役所で発行してもらえます。この婚姻届受理証明書、私たちの婚姻の事実は戸籍謄本に記載されているので、なぜこの書類が必要なのか、謎でした。でも、チェックリストに戸籍謄本とは別に記載されているため、漏れがあっても嫌なので取り寄せました。(すでに引っ越していたため、遠方の役所まで出向いて面倒でした。。。)

結果、手続き当日、戸籍謄本の原本は私に返却され、婚姻届受理証明書はそのまま大使館で引き取られました。大使館の窓口の人は、「日本では戸籍謄本にすべて記載してあるから、これさえあればすべてわかるのよねー」と言ってたので、その通りと思ったのですが、受理証明書は大使館に提出したままになっているので、結局要否はわかりません。ですので、きちんと準備した方が無難だと思います。

ちなみに、英訳はそれぞれフォーマットが用意されているので、それを使えばよいです。地味に市長(証明書発行の責任者)の読み仮名とか調べなきゃいけませんでしたが、記入は簡単です。

それ以外の書類は、オンライン入力やプリントアウトしたフォーマットに記述して持っていきます。夫が準備したので、詳細についてはよくわからないのですが、パスポートの申請書はオンライン入力し、それをプリントアウトして持っていきます。このオンライン入力がなかなか曲者で、プルダウンに入れたい情報がなかったり、住所のテキストボックスの数が合わなかったりなど、色々不都合がありました。夫が大使館に電話して確かめたところ、おおむね「間違った情報のままプリントアウトして、後から訂正して」とのこと。「テキトー!」と私はびっくりしましたが、夫曰く、実にアメリカらしいとのこと。

おまけで、パスポートの写真について。

乳児のパスポート写真てどうやって撮るの?というのも疑問でした。首も座らない娘は、まっすぐ座ることもできません。これもネットでリサーチすると、親の膝に乗せ、見えないように首を押さえて撮影or寝かせて上から撮影、のどちらかっぽい。

はじめは写真屋で膝に乗せて撮ろうと思ったのですが、どうやっても首がぐらぐらするのと、目線の合った写真(=機嫌が良い時でなければならない)が短時間で撮れる気がしなかったので、家で撮影することにしました。

白いシーツがなかったので、白いおむつ替えシート(!)の上に乗せて、フラッシュをたいてデジカメでひたすら撮影。2日間、70枚にわたる撮影の末、なんとか納得のいく(正面を向いて目線が合っている)写真が撮れました!

写真の印刷は、これもネット情報で、セブンイレブンのコピー機が証明書サイズの写真を加工できるらしいとの情報を得て、行ってまいりました。アメリカパスポート用の5センチ×5センチの大きさの写真もあったので、それに合うように写真をトリミングして(コピー機でできます)、印刷して、完成。ちなみに、パスポートで求められている顔の大きさと、コピー機のガイド機能の顔の大きさが異なるので、なんとなく勘で倍率を調整する必要はありましたが、何とかそれらしいものができました。

お値段は200円!写真屋で苦労して撮ることを思えば、大満足。おススメです。

次回、アメリカ大使館での手続きについて書きます。

0 件のコメント: