2011年9月3日土曜日

真夏の争い

今年の夏は節電だったので、我が家の真夏の争いがひとつ減りました。
それは・・・エアコンの温度対決。

私の夫は暑がりで、放っておいたらエアコンの温度を18度か、それ以下に設定するのです。
私はというと、28-29度設定が最適設定です。

去年の夏は、クーラーの効きすぎた寒いオフィスから帰宅すると、自宅も底冷え・・・なんて事がしばしば。「何でこんなに寒くするのー!?」「でも暑いんだもん。」体感温度が違うのですね。夫の体に触ると、確かにいつも熱があるのかと思うくらいあったかいんです。夫は、「僕は寒い土地から来たから、夏に向いてないんだ」なんて言ってましたが、なるほどと思わせるくらいの体温(実際測ったわけではないのですが、私よりは確実に暖かい)。

とは言え、電気代もばかにならないので、なんとかお互い歩み寄り、我が家の設定温度は27度になりました。

が!それでも私の目を盗んで、こっそり設定温度を一度か二度下げてみたり、無駄な努力を続ける夫。私も常にエアコンの設定温度に目を光らせる・・・しょうもないバトルが続けられていたのでした。

でも、今年の夏は違いました。節電の影響で、毎年いつからつけるかで揉めるエアコンも(ちなみに去年は6月からつけたがっていた)、今年はぎりぎりまで我慢。7月も末になってから初めてつけました。しかも寝るときだけつけるようにして、設定温度は驚きの29度です。なんて快適なんでしょう~。なにより、いちいち揉めなくていいから嬉しい☆

夫も、無理をしているのかと言うと、そうではなく、暑さにある程度慣れてしまったそう。
人間はある程度適応能力が備わっているのでしょうか。日本に来て一年目の夏は、この蒸し暑さにすっかりやられていて、2年目はちょっとマシになって、3年目の今年は、エアコンなしでも過ごせるように。すごいですね。

代わりと言ってはなんですが、夫は冬の寒さにとことん弱くなってしまいました!
夫の地元は、雪こそそんなに降らないものの、冬はマイナス20度の極寒地帯。私も留学して初めて、「コートのフードってオシャレじゃなくて、かぶるためにあったんだ!」(じゃないと耳が凍る・・・)と発見した土地です。
以前、夫の地元の友達が日本に遊びに来たのですが、彼が真冬にフリースのみで外に出かけるのにもかかわらず、夫はダウンコートとマフラー完備。「なんだよ、こんなにあったかいの、冬でもないぜ」と言っている友達をよそに、「もう僕の体は日本に適応しちゃったんだよ・・・」と夫。今年の冬は夫の実家に帰省する予定ですが、どうなることやら。。。

夏のしょうもない争いが減って嬉しい私でしたが、冬が来ると「シャワーの温度」争いが始まります。夫はバカみたいに熱いシャワーが好きなのです。しかも無駄に長風呂(もとい、長シャワー)!!
夏は快適になりましたが、冬に向けて、すっかり寒さに弱くなった夫と、仁義なき戦いの始まりです。。。

2 件のコメント:

Alice さんのコメント...

28度と18度を主張した結果、歩み寄って27度になったって…爆笑。限りなくかいばしらさんが勝ち取ってるじゃないですか!!

実際に寒いのと、クーラーによって寒いのとでは、後者のほうが体にきついですよね。私の旦那はそんなに暑がりじゃないですが、職場で休憩室を共にするメンバーが冷房18度設定なのでかなりつらいです。

かいばしら さんのコメント...

Aliceさん
確かに!!しかも言われるまで気づきませんでした!私のジャイアンっぷりが見てとれますね。。。

体感温度って、男性と女性でもかなり違う気がします。Aliceさんの職場は男性が多いですか?18度は想像しただけで寒い・・・。私の会社も去年までは寒くて長袖必須でした(3分の2は男性)が、この夏は全員でうちわ必須です。。。