私は、「the 体育会系」が、少し苦手です。
いわゆる、精神論命!なのが駄目なんです。
中高生のとき、「体調が悪いので休みます」と言うと、
「体調なんて悪いと思うから悪いんじゃ。運動すれば治る」とか言う先生、
ああいうのが、苦手なのです。
というわけで、私の好みのタイプはすらっと背の高いメガネ男子。
中身はもちろんインテリジェンス。
・・・結局、それとはちょっと遠い夫と結婚したわけなのですが、
とりあえず、夫は少なくとも「the 体育会系」ではないと思っていました。
が、それは間違いでした。
夫はランニングが好きで、週3回くらい、近所の河川敷を走っています。
私も走るのが好きで、最近あまり運動していなかったこともあって、
一度夫と一緒に走ってみようと、声をかけました。
「私、走るの久しぶりだから、ゆっくり走ってね。」
「わかったよー。」
走るペースは良かったんです。
ただ、相当運動不足の私は、すぐ疲れる。。。
今回のランニングは、別にトレーニングでもなんでもないので、
疲れて歩こうとした、その時。
「止まっちゃ駄目ー!」
え?
「歩くと余計に体に負担がかかるんだ。ペースを落としても止まっちゃ駄目だ。」
「とにかく、あのポールまで走ろう!You can do it!!」
コイツ、、、熱すぎる。。。気づいたときには時すでに遅し、でした。
何とか往路は、夫の言うままに走り、復路に入るところでやっと歩くことができました。
私:「じゃあ、次はあの橋を越えたところから走るよ」(←すでに夫のペース)
夫:「そんなに歩くと次がつらいよ。あの手前の看板からだ。Yes, you can.」
いやいや、イエスユーキャンって言われても・・・。
結局、途中で吐きそうになりながら、
最後まで夫の言うままにランニングさせられたのでした。
その間、夫が横から、「やればできる」「君ならできる」「自分を信じろ」とか
なんやかんやの精神論応援メッセージ付き。
負けず嫌いの性格が出て、思わず完走してしまった私でしたが、
帰ってきて夫に、
「あなたが脳みそまで筋肉だったとは知らなかったよ!!」
と言っておきました。
イジワルのつもりで言ったのですが、夫はこのフレーズがお気に入りみたいで、
最近事あるごとに、
「でもー、私の脳みそは筋肉ですからぁ」
と言われるので、ちょっとイラっとします。
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