2011年7月28日木曜日

難しい発音

夫が日本語を学ぶのを見ていると、こんなことが難しいんだーと、びっくりすることがあります。

意外だったのが、日本語の発音です。
日本語の音って、母音がはっきりしているし、単純明快なのだと思っていたのですが、
それはあくまで、私が日本人だからだったのですね。

ちなみに英語だと、私が苦手なのは、「l」と「r」が重なって出てくる単語。「jewelry」とか。
あとは、shとsの違いが苦手だったりします。「sit」とか、単純なんですが、うっかり言い間違えたりします。。。

夫は、「す」と「つ」、「ど」と「ろ」がうまく言い分けられません。

「す」と「つ」は、必ず反対の方を言います。
「私のすま(妻)は日本人です。」
「日本につんで(住んで)います。」
みたいな感じ。

違いを伝えようとするのですが、自分でもどう言い分けているのかよくわかりません。
結局「す」と「つ」を何回も繰り返し聞かせることになり、論理的な説明ができないので、
夫もそのときは私のまねをして治るのだけど、また元に戻る・・・の繰り返し。

「ど」と「ろ」の方は、どうも「ど」がうまく言えない模様。
「ど」と言いたいときは、いつも「ろ」になっています。

夫が日本語学校に行っていた頃、「今日は「ケロ」を習った」と言われ、「け・・・ケロ??」となってしまった私。
「ダケロ」「ダケロ」と連呼され、それが、「○○だけど、△△した。」という例文なのだと気づくまでにしばらく時間がかかりました。

夫は今でも、「そうなんだケロ」とか言ってくるのですが、こっちはちょっと面白いので、そのまま放置しています。いけない妻ですが。。

文法を聞かれるときも困るのですが、発音ってもっと意識せず発しているものなので、改めて聞かれると本当に難しいですね。
もう少し、論理的に教えてあげられるといいのですが。

4 件のコメント:

Alice さんのコメント...

へー、ちょっとびっくりしました。というのも、同じアメリカ人といえど、間違う発音のポイントが全然違うかも!?

ドとロ、ツとスを間違えたことは多分一度もないです。うちは、ハとホ、カとコなど、母音ア系とオ系の間違いばっかりです。

あと、書くときによく間違うのが、小さいッの位置です。ッのいらないところにッがあり、ッのいるところには無いです。

例えば、買い物リストから言えば「バッター(butter)」とか、「なっす(茄子)」、「ケチャプ」。来日当初には自分の名前すらたまに間違えていて、「アレック(仮名)」だとすると「アッレク」に!!!

それにしても、ケロは爆笑。

sushiwasabi さんのコメント...

私も“l”と“r”が同じ単語にあると、まるで私に対する嫌がらせとしか思えません(笑)鬼門は今も昔も“squirrel”です。あと“z”の発音が出来てないと今頃旦那に言われました。もっと早いうちに(出会った6年前とか)指摘欲しかったです。。。

発音ですが、旦那に(英語ですが)舌の置き所を教えられましたが、それがなかなか出来ません。普段そこに舌を置いてないからかな、と思ってます。やはり練習あるのみでしょうかね。

かいばしら さんのコメント...

>Aliceさん
あれれ、本当ですかー!?夫が、「す」と「つ」はアメリカ人には無理だ、みたいなことを言っていたので、みんなそうなのかと思っていました。。てことは、コツさえつかめば使い分けられるようになりそうですね!どこに落ちてるんだろう、コツ・・・。

書き言葉の「ッ」は夫も全く同じです。「ケチャプ」にも見覚えが。でも、自分の名前を間違えちゃうのはちょっとかわいいですね。あとは、のばす系の「い」とか「う」も忘れがちです。

ケロは、あまり指摘せず、もう少し楽しむことにします!

かいばしら さんのコメント...

>sushiwasabiさん
「squirrel」こ、これ・・・私もとても苦手です!恥ずかしながら、スペルを今まで知りませんでした。夫の実家のまわりにはリスがたくさんいるので、よく会話に出てくるのですが、イマイチうまく発音できないなーって思ってたんですよね。。。どおりで言いにくいわけですね。

舌の位置はなるほどです!でも見せられないからどうも説明が難しそう。。顔を半分に割ったような絵が必要ですね。

ちなみに私は、夫に英語の発音を注意されると不機嫌になるため、もうあんまり注意してくれなくなりました。。。