2011年7月3日日曜日

メロン談義

実家の母から、メロンが送られてきました。


「melonもらったよー。」と夫に見せると、
「We call it grapefruit in English」との賜る。
「そんなバカな!グレープフルーツって、シトラス系の果物だよ。」
いくら日本語と英語が違うからって、全く違う果物を同じ呼び名で呼ばないでしょう。。。

私:「これはね、アンデスメロンって言うんだよ。アンデス山脈のthe Andes
知ってるでしょう?」
夫:「聞いたことない。これはgrapefruitだ。」

埒が明かないので、二人で調べたところ、夫が言いたかったのは、「cantaloupe」でした。
grapefruitをイメージ検索すると、もちろんグレープフルーツの画像が出てきて、
自分の間違いに気づいたようです。
メロンとグレープフルーツを(言葉として)間違えるなんて・・・笑えます。

とても不思議なのですが、夫は英単語をよく忘れます(母国語なのに)。
「○○って英語でなんて言うの?」
「・・・忘れた。」(そして検索→思い出して答える。)
もちろん、日本語と英語は一対一ではないので、「どう訳せばいいかわからない」
という意味で、答えられないことは私にもあります。

でも夫の場合は、今回のように、普通に単語を忘れる/間違えるが結構あるのです。
英語って忘れるほど単語が多いのでしょうか。本当に不思議です。

さて、この話には続きがあります。

cantaloupe」を辞書で調べると、「マスクメロン」とあったので、
マスクメロンじゃないんだよなー・・・と思い、今度は「アンデスメロン」を検索。
すると、アンデスメロンはアンデス山脈とはまったく無関係なことが発覚!

「安心ですメロン」の略で、完全な日本産だそうです。(Wikipediaのエントリー
勝手に南アメリカから来たと思っていたよ。。。
通りで、「Andes melon」とか言っても、通じないわけです。
※アンデス山脈のメロンだったら、「Andean melon」と言うべきかも。

とにかく、日本産のメロンで、もちろん夫は知る由もなく、
マスクメロンほど高級なメロンじゃないのだけど、
cantaloupe」で問題ないような気がしました。

日本にあって、アメリカではメジャーではない食べ物は結構あるので、
「これは何?」という話はよく出てくるのですが、
今回はお互い納得するまで、かなり遠回りをしました。

あー、疲れた。

2 件のコメント:

Alice さんのコメント...

安心ですメロン、爆笑!!!
全然知らなかったです!
トリビアありがとうございます。

アメリカではメロンって、カフェテリアで食べ放題レベルの安い果物なことが多いですよね。入院中の人にメロンをあげるって言ったら「そんなつまらないもの、失礼じゃないか?」みたいに言われたことが。日本ではすごく高い白桃も同じような扱いみたいですね。

かいばしら さんのコメント...

Aliceさん
私も、まさかって感じでした!こういう音だけ英語風の単語って、あとで(英語っぽく説明してる)自分が恥ずかしくなるから、ほんとやめてほしいです。。。

アメリカのメロン、はあまり記憶がないのですが、桃とかチェリーはがっつり袋買いしてました。日本と比べると破格の安さですよね。夫は、日本は野菜と果物が高いと言って、いつもがっかりしています。