2011年5月16日月曜日

大黒柱になるということ

私の夫は無職です。
我が家の家計は、私が支えています。

夫が日本に来るとき、できれば事前に仕事が見つかれば、
と希望していたのですが、時はリーマンショックの真っ只中。
そううまいこと事が運ばず、日本に来てから就職活動をすることにしました。

夫の就職活動のことは、また別で書こうと思いますが、
とにかくそれから今まで、定職が見つからず、今の状態です。

私は、卒業後会社員としてずっと働いてきましたが、
この状態は、やっぱり時々つらくなります。

学生時代から、いつか結婚しても、子供を持っても、
一生仕事は続けていきたいと思っていました。
仕事を始めた今でも、毎日仕事に行って、自ら生計を立てる、
という生活に、喜びを感じています。

ただ、私はいわゆるバリバリのキャリアウーマンではありません。
仕事で成功する才能はなさそうだし、それをカバーする努力ができるほど
仕事に対するモチベーションが高いかというと、そうでもありません。

仕事がうまくいって、気分がいい時もあれば、
失敗をして、このまま仕事を失うんじゃないか、と不安になることもあります。

うまくいっているときは、夫を支えて頑張るぞ、と思えるのですが、
失敗をして仕事に行くのが嫌だなーなんて時期は、
色々とマイナスなことを考えてしまいます。

いくらつらくても、辞めるという選択肢は私にはないのだな、とか、
このまま夫の仕事が見つからず、私一人が働き続けることになったら、
バリバリ昇進していかないと厳しいな、とか。
不安が、無駄なプレッシャーをかけて、余計にしんどくなることもしばしばです。

夫も、自分が働きたいのは山々なので、
責めるわけにもいかないのですが、ときどきこのイライラの矛先は夫に。。。
「夫婦は二人で助け合うものなのに、どうして私だけがこんな思いを」
こういう思いを、ぶつけてしまうことがあります。

きっと、私たちカップルの男女が逆だったら、
そんなに問題にならなかったのかもしれません。
でも私は女性で、キャリアを追求いく上で、女性特有の問題もあると思いますし、
子供もいつかは欲しいです。

夫がきちんと定職について、二人で働いていく。
どちらかが仕事に悩んでも、ちゃんと片方が支えて、
余計な不安を抱えなくてすむようにする。
子供ができたら、相当の期間は休めるようにする。

これが私の理想です。
ですので、夫には本当に早く、定職を見つけてもらいたい、
そう思います。

とは言え、今の状態を嫌だといって放棄するわけにはいきません。
腹を据えて頑張っていくしかないのかもしれませんね。
女性のキャリアアップセミナーでも探してみようかなぁ。。。

2 件のコメント:

nako さんのコメント...

立て続けにコメントいたします。
このエントリーが、まさに!同じだったのでいてもたってもいられなく。。
本当に身にしみて言われていることがわかります。
私たちはアメリカでも同じことをしています。しかもアメリカでも私が支えている時期があったので。。
夫婦になると同じボートに乗っているわけですから、沈むときは一緒なんですよね。
不謹慎ながら、同じ境遇の人がいるのを知ってちょっぴり心が軽くなりました。すみません汗

かいばしら さんのコメント...

nakoさん

過去記事も読んでいただいてありがとうございます。

久しぶりに読んで、自分でも切なくなりました。夫婦助け合いとは言っても、やっぱり女性が家計を背負うって、精神的にも(当たり前とは思えなくて)つらいですよね。しかも、子供を持つことも考えると、生涯収入は男性より少なくなるわけですし。

夫は今は定職がありますが、将来性含め不透明な状態で、私自身もあまりうまくキャリアアップできていなく、今でも先のことを思うと不安になることはあります。

しかも、自分の周りにはまさか夫の仕事のことで悩んでいる人などおらず、私も孤独でしたよー。そういう話が大っぴらにしたくて、ブログを始めました。なので、共感して楽になっていただけたら本望です!